伊賀 上野歴史民俗資料館
今年のタイトルは、「恐竜と世界の化石2012」
今日は搬入だったのですが、ちょっと遅れて出発。拙宅から伊賀上野までは片道70キロちょうど。
スピードを出せる道路ではなく市街地を抜けていくので、けっこう時間がかかります。
いつもの会場は、学校の教室ほどの大きさで、天井も高くありません。
私が着いた時には、伊賀盆地化石研究会の方々が展示作品を陳列中。様々な動植物化石を、伊賀を中心に日本各地で採集なさっていらっしゃる方々です。私のような門外漢をいつもあたたかく迎えてくださいます。
昨日から作業を始めておられた谷本先生所蔵の化石とパネル、手作りのズンガリプテルスなどが既に配置されていました。
この展示、主催は「公益法人伊賀市文化都市協会」ですが、化石研究会のみなさんの自主展示会みたいな形ですから、館員さんやどっかの企業が入って展示してくれるわけではなく、会場は全くの手作りです。
そんな中に、私もスペースを分けていただき、ずけずけと置かせていただくのです。
作品を出すのは、昨年の佐賀以来で、夕べやっと梱包を解いたところでした。
いずれも丁寧に梱包していただいていたので、破損は無し。姿勢の微調整ですみました。
今回は、ティランノサウルス全身を2体、ナノティランヌス、ジェーンと合わせて4体がファミリーを形成し、トリケラトプスを追い詰めるジオラマ風展示と、ラプトレックスほか頭骨をいくつか並べました。
「…… あれ? そういえば、作品名のラベルが無いなぁ。」
そばでは、研究会の方々が、化石の産地や分類をラベルに書きながら展示を進めていらっしゃいます。
「さぁ、この恐竜はなんでしょう~?」
って企画はどうかな?とも思いましたが、本日ご自宅で作業中の谷本先生に電話して指示を仰ぎました。
結局、家に戻ってから名前を学名和名両方で送ることに。
あぁ、全く俺ってやつは…。
こんないい加減な展示じゃぁ…
人様に見ていただくなら、それだけのことはやらないとなぁ…。
反省!