大仏
先週の日曜日、家族そろって奈良東大寺の大仏を観に出かけた。
ここから奈良までは直線距離にしてわずか数十㎞。枚方へ出て、そこから北寄りに生駒市へ抜けて行く。
家族にとっては初めての大仏。私にとっても中学の修学旅行以来になる。(いや、正確には、もう一度行っている。修学旅行の半年後、中3の12月30日、独りで電車を乗り継いで奈良へ入り、東大寺の近くに一泊した経験がある。人通りも少なく、行き当たりの小さな旅館に泊まって、散策したのを覚えている。)
天気は回復し、桜は散っている最中であったが、周辺の山々の新緑の鮮やかさが見事であた。私なんぞは、あの大仏の大きさよりも、大仏殿の組み立ての方に興味があった。あれだけの木造建築には、かなりの研究と苦労があったと思われる。今のようにコンピュータも無い時代に、どのような図面が描かれ、どのような手順で組み立てたのか興味は尽きない。
娘二人は、あの大きな柱の下にある穴を、いとも簡単に通り抜けた。
帰りは柳生の里、宇治の平等院を訪ねて帰った。いつもの通り、トイレ休憩が多い家族旅行だった。