制作再開
まずは、引越の際に持ってくることが出来たわずかな道具のチェック。音が出る糸鋸、グラインダー、バンドソーは実家に置いてきたので、電気器具といえば電動彫刻刀とルーターだけ。ほかはナイフ類や彫刻刀類。頻繁に使うこれら彫刻刀の手入れから始めた。
途中制作のままのTyrannosaurus rexから始める。
今回はcorvoさんの描いた骨格図を基本として制作。
すでに頚椎、胴腰椎、尾椎と三分割したかたまりを糸鋸で大まかにくりぬいていたので、そこからの作業。
画像は頸椎。
いやぁ、久々なんで、ナイフを押さえる指にマメが…。さらに、彫刻刀で軽く指を2カ所ほど切ってしまった。なまってるなぁ。
部材のおおざっぱな切り落としは機械でやった方が効率的だし、デリケートな部分もルーターを使う方が破損を心配せずにできる。細かいところでは、どうしても刃物の切れ味が悪いと、刃先を「てこ」のように使うために、他の部分に損傷が生じやすい。また、持つ(支持する)方の手にも力が入って、そこが折れたりする。だから、超高級刀を持っていない私なんぞは、大いに機械を使うし、それに抵抗感も持っていない。道具は使うべし、です。