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タブリンの窓

carnotabur.exblog.jp

タブリンの木製恐竜骨格模型 制作記録 & 戯れ言 http://taburin.jimdo.com/ taburinあっとkfx.biglobe.ne.jp

論文検討後のスピノサウルス頭骨

 論文を検討した結果、私はこのような頭骨を現時点での結論と致しまするぅ!
e0064457_12314216.jpg


 論文には、試験的に描かれた頭骨図があります。
MSNM V4047 という標本をもとに上あごや鼻の部分が、
UCPC-2という標本をもとに鶏冠が、
原標本のBSP1912VIII19をもとに下あごが、
前眼窩窓より後ろ側は、Irritatorの発見部位を参考・修正して描かれたものです。

 しかし、この前眼窩窓より後ろ側が、実にかっこわるい!!

 そこで、独自に後半部分を再現しました。
 非科学的ともいえますが、新たに見つかるまではどちらとも言えないのです。ふっふっふ!悔しかったら早く骨を掘ってちょうだい!

 ちょっと遠慮して涙骨突起(lacrimal)を小さくしていますが、彫るときにはもっとこの突起を高くすることでしょう(笑)
 ある程度日差しの強いところにいたはずです。また魚をもとっていたのなら、水面の照り返しもあったでしょう。
 そういうときに役立ったのが、目の周辺の突起です(?)。

 もう一つ気になるのが、最後部の後頭果(だったかな?occipital condyle)の角度。
上顎骨の水平線あるいは頸椎に対してどれくらいの角度で傾いていたか。
これによってニュートラルな頭の傾き具合が分かります。
三半規管が残っていれば尚わかりやすいらしいのですが…
今はややうつむきの状態です。
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by carnotaurin | 2007-01-06 01:42 | 恐竜