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タブリンの窓

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タブリンの木製恐竜骨格模型 制作記録 & 戯れ言 http://taburin.jimdo.com/ taburinあっとkfx.biglobe.ne.jp

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 まだ腹肋骨はできていません。
 今回の作品、思ったより頚が長く見えます。それは、頸骨の間に椎間板の代わりに生ゴムを1~2㎜ずつ入れた結果です。それでも、10カ所に入れると10㎜以上、つまり1㎝以上頚全体が長くなります。骨だけの復元では結構短く頑丈なんですが、椎間板を入れるとわずかに長くなりました。それでも長すぎかなぁ!
 やっぱり各部の比率が腸骨を取り付ける当たりから狂ってきてるなぁ。腸骨だけでも修正する必要がありそうです。最初の採寸でよかったってことかぁ!

 さて、姿勢の問題。
 新たにAnalysis of hindlimb muscle moment arms in Tyrannosaurus rex
using a three-dimensional musculoskeletal computer model:
implications for stance, gait, and speed
という、例のティラノサウルスが走れるかという論文で有名なHutchinson氏の2005年に出した論文を読んでいます。何か役に立つかなぁ。
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by carnotaurin | 2006-01-31 18:23 | 恐竜
 
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 さて、corvoさんふらぎさんのページで出ているティラノサウルスの基本姿勢に関する考察。
 上の画像では、下の画像に比べて前半部を持ち上げ、膝の曲げを大きくしてある。
 ティラノサウルスのような大きな二足歩行の恐竜がどのような姿勢をとっていたのか。これを検証するには、骨格・筋肉・内臓といった体そのものの情報に加え、食性などを含めた生活行動や習性なども総合的に検証していかなくてはならないようである。
 私のは骨だけなので、そういった検証が難しいのであるが、頭骨をかなり薄くして軽くしても、やはり前半部はかなり重いように見受けられる。尾についてはほぼ全部が筋肉の固まりであったろうから、かなりの重さがあったろうとは思われるが。胸腔内が大きな肺や気嚢で占められていてもどうだろう…。こればかりはなかなかわからない。
 足跡化石もじっとした状態でその場に残される物ではないから、なかなか判断が難しいのかなぁ。
 Dinomorphのサイト(ホームページから上部のresearch projectsでThyrannosaurusへ)では、デジタル処理によって、座る・立つ動作が検証されている。基本姿勢は、やや体軸に角度がついて、前半部が上がっている。

思い返せば、確か~前作では股関節さえ固定すれば、骨格だけでも二本脚で立つことが出来ていたと思います。でも、今回の作品では明らかに骨だけでは二本脚で立てそうにありません!ん~~!でも、近いうちに、一度股関節を固定して立たせてみます。
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by carnotaurin | 2006-01-29 15:01 | 恐竜
 血道弓を取り付け、肋骨は再度全部はずして、大きすぎる胸郭を縮小化して取り付け直し、前肢の3つめ、叉骨も取り付けた。

 あとは、腹肋骨を取り付ける予定。
 洗濯ばさみ?あぁ、まだボンドが乾いてないもんで。
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by carnotaurin | 2006-01-28 19:10 | 恐竜
 肋骨・頸肋骨に肩胛骨・烏口骨、前肢(第3指はまだ)を取り付けたところ。

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あとは血道弓、第3指、叉骨、腹肋骨や胸骨を取り付けて完成へ。
 う~~~ん、やっぱり今回は胸郭を大きくしすぎたかなぁ…。やり直すかなぁ…。
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by carnotaurin | 2006-01-24 20:23 | 恐竜
 肋骨を完成させて取り付けたのだが、どうもシェープアップが足りなかったので、やり直す。
 別途、後肢の残りの指2本ずつを仕上げて取り付け、また、肋骨のケージに(胸郭)に合わせて肩胛・烏口骨をくりぬき、形だけはとった。また、前肢を仕上げた。(ただし、ティラノサウルスの指には、後肢の第5指に見られるような第3の小さな指が見られるとのこと。参照よって、これからそれを作って取り付ける。)
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 肋骨の修正後は、胸骨板(?)・腹肋骨に入る。それと、血道弓。
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by carnotaurin | 2006-01-22 20:08
 いよいよ肋骨の形に整形を始める。
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 画像は左側の肋骨。ナイフで大まかな形に一次的な整形をしたあと。
 この次はさらにシェープアップして、肋骨らしくしていく。
 椎骨との接合は、今回は1.2mの穴をあけて銅線でつなぎ、生ゴムで補強する予定である。
 これがついた後は、gastralia=腹肋骨の制作にかかる。最終的に、肩・腕、そして血道弓を作ることになる。今月中は無理かな?
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by carnotaurin | 2006-01-21 23:49 | 恐竜
 前回に続き、紙片から厚みを加えた木片を糸のこでくりぬいたのが下図。
 右肋骨は側面が、左肋骨は前面からの弧が見えるように並べてある。
 肋骨一つひとつは一枚の薄い板に見えるが、この方法では側面に赤線の部分だけの厚みが必要になる。
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 このあとは、いよいよ肋骨の形そのものをくりぬいて整形し、接合部分の調整をしていく。たいして狂いは無いはずだが、つけてからの調整は必要になるだろう。
 ※木目は、当然ながらいずれも長軸方向にとってある。
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by carnotaurin | 2006-01-19 21:11 | 恐竜
 仕事から帰ると、包みが届いていた。 横浜からで、立派な洋菓子のセット。ありがたや!
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 クアラルンプール時代にお世話になった方で、横浜でお菓子の教室を主宰なさるだけでなく、専門の店でもパティシェをなさっていた方で、いわばプロである。ご覧の通り、見ておいし、食べておいしである。
 どの分野にせよ、長年研究してきわめてきた人の腕前は、ちょいとそこらじゃ真似は出来ないものである。このご婦人も、さらに道を究めるべく、新たな職場を開拓なさるご様子。素晴らしい!
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by carnotaurin | 2006-01-17 19:13 | My Life
 13対の肋骨作りに入る。
 肋骨は制作過程の中で一番手間のかかる部分である。それは、肋骨が三次元的なカーブを描いているからだ。さらに、椎芯あたりの関節部分と、椎骨の横突起との位置関係を確かめながら、尚かつ、肋骨そのものがなだらかなカーブをやや後方に描くように整形しなくてはならない。

 従来よりとっている方法が、スタイロフォームや発砲ウレタンによりゲージ法である。
 ①図面に合わせてゲージの塊を抜き取り、続いて大型のカッターナイフで大まかな整形をする。
 ②サンドペーパーで表面のカーブをなめらかに削る。
 ③椎骨との関節部分をチェックする。これが一番やっかいな部分で、椎芯の接合部分に少量のボンドを着け、一気にゲージを押し当てる。こうすることによって、ゲージにくっきりと接合部分が転写される。そして横突起の部分を合わせて書き込む。
 ④こうしてできあがった「魚を三枚におろした」ようなかたまりを、カッターナイフで刺身状にスライスしていく。(下図)
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 ⑤このスライス一つひとつを紙に転写して切り抜く。この際、最大限必要な厚みを、スライスから測っておく。今回の場合、一つの肋骨で必要な木片の最大の厚みは、37㎜に及ぶ。(下図)
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今日はここまで。次の段階は、この紙を木片に転写し、木片の厚さに応じてできるだけ左右の対を同時に糸のこでくりぬく。
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by carnotaurin | 2006-01-15 19:30 | 恐竜
 今日は雨ながら、気温が一気に上がった。何かしらなま暖かく、春が来たのではと錯覚する。既に正月気分は抜けたが、学校で言う年度末が近づきつつあり、焦りが出てくる。そう、仕事と生活の変化を求める焦りである。

 それはともかく、大腿骨・脛骨・腓骨・中足骨・指骨を各パーツごとに作り、組み合わせた。(第1・5指=画像の赤い部分、はまだ作っていない)
 各関節部分には、針金(鉄・銅)を通して、その周辺の軟骨部分を生ゴムで表現している。まだ生ゴムを塗ったばかりで白い部分が見えるが、乾くと縮み、茶色になる。この上にさらに生ゴムを塗り重ねる予定である。

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 次は残りの指をつけ、いよいよ肋骨の制作に入る。これがつけば、ヤマは越える。
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by carnotaurin | 2006-01-14 22:42 | 恐竜