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タブリンの窓

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タブリンの木製恐竜骨格模型 制作記録 & 戯れ言 http://taburin.jimdo.com/ taburinあっとkfx.biglobe.ne.jp

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 そう、It's me !! 3歳くらいだと思うけど、昔の自宅玄関での私。
 季節は春先だろうか、手にはブリキの自動車を持ち、セーターには、現在なら人種差別用語として疎まれるキャラクター「○○んぼちゃん」がみられる。
 左手には愛用の年代物三輪車。ちゃんとサスペンションも入った高級三輪車である。

 当時、我が家はしがない農家で、家には牛が飼われていた。現在の私の5倍も働いているであろう働き者の親父が、自分も参加して家を建て直した。建って数年間は家の外壁も上塗り左官はできていなかった。

 この3歳の頃だと思う。
 姉が先天性の心臓の病で入院して手術を受けた。
 岡山大学付属病院での手術は、信頼できる医師のおかげで成功したが、津山にもどってから入った病院での看護が不適切だったため感冒にかかり、岡山からの医師の到着も待たず息を引き取った。姉が小学校1年、私が3歳の頃である。
 岡大病院の医師はそれは素晴らしい医師だったようで、姉もその先生の前でだけは胸部を見せたらしい。駆けつけた医師は、この病院を告訴することまで父母に話したが、もう死んだ以上、これ以上姉の胸を(司法解剖のため)切り開くことはしたくないとお断りした。

 姉についての記憶はあまり多くない。
 近くの小川で転んでお尻をぬらしたこと。
 雷が鳴る夏の日、雷を怖がる私を、姉はかばって一緒に毛布にくるまり、奥の間の仏壇の前でご先祖様に祈ってくれたこと。
 大学病院の病室で、ベッドに横たわった姉の鼻にビニールパイプが差し込まれていたこと。
 葬式の日、おもちゃの飛行機を飛ばしていたこと。
 棺に入った姉の唇に末期の水をつけたこと。
 葬式が終わって初めての冬、仏壇に飾ってあった秋桜が庭の一角に捨てられ、雪をかぶっていたこと。

 幼かった私には、何もわからなかった。

 当時、隣の本家にいたおじいさんは、村長まで務めた御仁であったが、私の姉のことについて手記を残していらっしゃった。数年前、初めてそれを読んだ。おじいさんの温かいまなざしと、姉のこと、私の父母のことを改めて知った。


 なんか、私のブログって、堅いというか暗いというか重たいというか…。
 今回は明るくお笑いでいこうと思ったんだけど、結局こういう話になっちゃった。
 それでもアクセスしてくださるあなた、すみません。有り難うございます。
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by carnotaurin | 2006-07-23 00:24 | My Life
 左にあるプロフィールの画像を久々に替えた。
 やはり自作のティラノサウルス頭骨模型だが、何やら変な感じでしょ?
 これが私のブログを象徴しているのです。
 そのこころがおわかりでしょうか?
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by carnotaurin | 2006-07-20 01:30 | 恐竜
  6:55には家を出て、メインストリート沿いにある月極駐車場(月額10500円)までの3分間ほどを歩く。荷が少なければ走る。
  車に乗って、坂道を上って、北方向、つまり町から離れる方向に進む。ほどなく、鮎釣りのできる山間の渓谷を走ること約15分。7:15~20には職場に着く。

 これが実に有り難い職場で、前の○○県と比較するのは申し訳ないが、否応にもそうしてしまう。
①まず、常勤の校務員さんが二人もいらっしゃり、私が着く前には既に仕事を始めていらっしゃるから、自分で鍵を開ける必要がない。なんとコーヒーメーカー(職員の有志による自費備品)には湯気が立っている。校務員さんは、校舎内外の施設設備管理を万全にやってくださっているので、教職員が妙な作業をすることはほとんど無い。

②また、子どもがいる時間帯はもとより、少なくとも我々がいる時間帯には、警備員さんが常駐している。さすがは危機管理面の意識が進んだ大阪である。恐れ入ることに、警備員さんは、学校の門での出入りは勿論、退勤する頃には教室のドアや窓の鍵まで閉めて下さるのだ。それは教員の仕事だと思うんだけど…。

③給食は40数人が一堂に会するきれいなテーブルのランチルームで、これまたできたての温かい給食。さらには学校で収穫された椎茸やタケノコなども特別にメニューに加わったりする柔軟さ。食器は勿論強化磁器。

④義務教育は無償、つまり授業料は取らないが、学習に使う教材費とかはご家庭負担となっている。○○県では、その計算や業者への支払い、面倒な会計事務を普通は担任が負うので、これまた各学期末には忙しく、場合によっては自分で銀行口座を開き、銀行まで出かけたりしなくてはならなかったりするのだ。しかし、ここではその一切を学校事務局さんがすべてやってくださる。全くミスの無い会計報告まできちんと保護者向けに出してくださるのだ。なんと有り難い!

⑤これは校舎が新しいから、ではあるけど、プールの浄化設備は最新で、面倒な操作がほとんどいらない。ありがたや、ありがたや!

⑥各教室は冷暖房完備で快適。ありがたや、ありがたや!
 
 元々の予算額が違うのか、予算の使い方が違うのか、考える人間が違うのか…。せめて、教員が児童生徒の教育に専心できる環境であって欲しい。

 こんなに至れり尽くせりだが、難点もある。職員駐車場使用料は高い!電車やバスでの通勤が実際問題として不可能だから、自家用車に頼らなくてはならないのに…。
 それに、山奥にあるので、市内の研修会等に出るのも一苦労である。出たら出たで、学校の職員駐車場ほか無料駐車場が無い!まともに一般の駐車場に入れると大金が飛ぶが、自腹である。
 加えて驚いたのが、校内LANが整備できていないこと。自分のデスクから常時最新の情報にアクセスしたり、プリンターに接続したり、他のデスクと情報交換できることは大変に効率的なのだが、これが無い。

 前からここにいる人はこれに慣れているのだろうが、私には誠に新鮮な驚きである。

 ああ、それにしても駐車料金だけで毎月13500円を使っているのか。本が10冊も買える金額だぁ…。

 お姉さん、感想をどうぞ!
…これって、「職務上知り得た秘密事項」ではありませんよねぇ。
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by carnotaurin | 2006-07-20 01:06 | My Life

源氏『空蝉の身をかへてける木の下になほ人柄のなつかしきかな』

空蝉『空蝉の羽におく露の木がくれてしのびしのびにぬるる袖かな』

源氏物語は好きではない。

 今朝、玄関を出ると、石畳の上に蝉の幼虫が転がっていた。
 「どうした?」と触ってみると、かすかに動きがあった。背中が割れ始めていた。
 どうやら、羽化の場所を間違え、転落したらしい。左の前足の先端が欠けている。何度か木の枝につかまらせようと試みたが、無駄だった。

 夕方から朝方にかけて、安全な時間帯に羽化するはずの蝉。
 土中で5年も過ごし、地上では3週間も生きられない蝉。
 空を舞い、雄だったらにぎやかに鳴くこともできたろう。
 
 この蝉、さぞかし無念であったろう。
 準備が整い、いよいよ羽ばたくという段階で、致命的なミスをしてしまった。
 空を舞い風を切る爽快さも、高い空からの眺めも夢見たことだろう。

 年甲斐もなく、涙が出てしまった。
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by carnotaurin | 2006-07-16 08:35 | いきもの
 以下、7月13日に、別のサイトで載せた記事のコピーです。


 東京ったって、奥多摩や檜原、八丈があるように、大阪ったって高槻もある。(へんな理屈だな)  ここは住宅街だけど、想像以上に自然の生き物が多い。
 
 先日のホトトギスもそうだが、夕方になるとコウモリが空を舞い、虫類を食す。網戸にはクワガタムシ、カブトムシ、そしてセミも来る。ガラスにはヤモリが張り付き、小さな庭の野菜畑にはカナヘビ(トカゲ)が数匹いる。
 極めつけはダニ。先日、次女のおなかに食らいついているのが発見された。娘はそれとは知らずに取って、私に見せた。(吻部が残りやすいので、強引にとってはいけないらしい) いわゆるイエダニで、血を吸って結構ふくらんでいた。吻部はおなかの皮膚には残っていなかったが、感染症の疑いもあるので、皮膚科の医師に画像とともに診せたほどだ。実は私は、この種類のダニが人間にとりついているのを今まで見たことがなかった。インドネシアにも、マレーシアにも、アイルランドにも、ニュージーランドにも、メキシコにも、郷里の岡山でも見たことはなかった。
 近くの山には、タヌキ・イノシシ・ニホンジカ・ニホンザルが生息し、最近は野放しにされたアライグマも出没し、農作物に被害を与えるとのことだ。なんと頼もしい。

 高槻城の跡地にある公園の池には、ご多分にもれずミシシッピーアカミミガメがいる。ご存じ、夜店やペットショップで売られるミドリガメの成れの果て、いや成体である。観察すると、在来種よりも餌に突進するスピードと意欲は数倍も勝っている。

 Life finds the way...
どっかで聞いた台詞だ。
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by carnotaurin | 2006-07-16 08:28 | いきもの
堅くて、読むのに疲れる話です。  

立ち居振る舞いといった作法・あるいは躾の中に位置づけられるのかどうかは知らないが、箸や鉛筆の持ち方にも「正しい」「間違い」があるように思う。

 「正しい」とは、すなわち、その文化的環境の中にある人間が、無駄なく合理的にその人間として身体操作をしている状態であり、それは身体運動として合理的なだけでなく、機能的な美を伴うものであると思う。

 昔の具体的な統計が手元に無いので、安易な比較はできないが、小学校段階における「正しい箸の持ち方」「正しい鉛筆の持ち方」がきわめて危うい状況にある。ここ数年気になっているが、8~9割は「正しくない」。

 米飯給食の普及度が低く、アメリカが戦後に行った日本人の栄養補給措置により、パンと牛乳が地位を確立し、箸の出番は少なくとも2/3に減少、変わってスプーンやフォークが普及した。日本人(中国人)の指先の器用さは、箸や筆に因るものが大きいと思っているが、その箸を操る機会が全国民的に30%も減少した。

 持ち方について、子どもたちに注意を促すと、「だってこっちの方が持ちやすいもん」と必ず言う。この「~しやすい=良いこと」、といった構図は、子どもの中でいとも簡単に蔓延する。「かみやすいハンバーグ=善、堅いスルメ=悪」となる。
「持ちやすい≠正しい」ということが、この段階の子には理解できないのだ。だからこそ、正しい形・型を極めて初期の段階で子どもたちに仕込むことは、極めて重要ではなかろうか。
 今、きちんと持つことが出来ていないかもしれない大人の一部は反論するであろう。「生まれてこの方、何も不自由したことはない。この持ち方で何ら問題は認められない」と。それはそうなのかも知れない。自覚症状的なものは無いのかも知れない。
 しかし、私は見る。鉛筆の持ち方が正しくない子は、必ず姿勢に無理がかかっている。鉛筆の持ち方が不自然なため、自分が書いている文字を背筋を立てた状態で直視することができず、右利きの場合には上半身を必ず左に傾けて倒し、自分の親指の下をのぞき込むようにしている。そのため、ノートは右手・腕の左回転圧力を受けて、右上がりに傾いていく。(スゴイ解説だな。絵に描けば早いんだが。そう、アメリカ映画の学園モノを想起してほしい。あの椅子と小さな机が合体した器具のために、こういう姿勢がほとんどだが、ちゃんとした欧米の学校では姿勢にも配慮が成された器具が使われている。でも、日本人の若者には、あのようなアメリカンな方がカッコイイのであろう。) 無理な姿勢では、長時間の正確な作業はもとより、長い目で見ると身体に必ずや歪みを与えているはずである。

 癖はなかなか直しにくい。そこで、発想転換。
 なんとか直したいと願うならば、「誤った持ち方を直す」という修正的な意識ではなく、「新たな持ち方を覚える」と思ってやった方がいいのではないか。「最新の持ち方をマスターするぞ」と思えばいい。「変だ、おかしい、みっともない」と言われて素直に直そうとする人もいれば、いじける人、開き直る人もいるだろう。しかし、「新しい持ち方をマスターする」と思えば、前向きではなかろうか。

 久々に夏らしい入道雲を見た。(北北西=京都市方向)
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by carnotaurin | 2006-07-15 08:57 | My Life

 学研から出ている図鑑シリーズのうちの一つ、 『恐竜―恐竜の骨格と生態 学研わくわく観察図鑑』が発売となりました。
 6月の図書購入費用はとうとう3万円を超え、家計が苦しくなってきたのも省みず、1,050円という価格にも惹かれ、私も早速、購入しました。
 思ったより小さめのサイズですが、内容は今までに無い構成と内容で、恐竜9種類に絞られ、corvoさんによる骨格および生体復元画を中心にして説明されています。この復元画は、そんじゃそこらの復元画とは違って、化石として発見される骨・様々な痕跡を子細に検討して、現時点で最高点にあるものです。

 恐竜の図鑑というのは、どこの図書館にもおいてあるのですが、あまり研究していない人がお描きになったのでしょうか、それとも技術的に未熟なのでしょうか、かなり稚拙な想像画が多いのです。だから一般の人にとって、恐竜と怪獣の区別がつかない人が多くなってしまうのでしょう。ホネも肉もあって、長い間地球で栄えてきた動物という復元をするには、それなりの研究努力と技術、そして感性が必要でしょうね。

この記事、一度掲載したのですが、exblog管理の方からリンクがなんだかんだと削除されてしまいましたので、再掲します。
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by carnotaurin | 2006-07-03 00:11 | 恐竜