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タブリンの窓

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タブリンの木製恐竜骨格模型 制作記録 & 戯れ言 http://taburin.jimdo.com/ taburinあっとkfx.biglobe.ne.jp

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 私は、雨上がりの桜並木の下に立つ紳士だった。
 そう、新調した黒のサマースーツに、今日おろしたばかりの防水加工の黒い革靴。
 手には黒いDELSEYのアタッシュケースと雨傘。

 蒸し暑さの中で汗をかかないようにと、ひたすら運動量を抑えて、時間を待っていた。

 そこへ、道路脇に止まっていた白いワゴン車から、Tシャツ姿の青年が一人出て、走り寄ってきた。

「すみません!サイドブレーキがわかんないんですぅ…」
ハイエースなんですけど…」

 気のいい私は、
「フットブレーキのタイプかな?」
などと言いながら、ホイホイと若者の後についた。

見ると、大型のワゴンの中には、女子学生たちと男子学生たち総勢6~7人。これからレンタカーでレジャーにお出かけ!という羨ましい状況だった。ところが、借りた車で勝手が違ったらしい。

 運転席の若者が降りて、私は、車外からそのステアリングの下をのぞき込む。
サイドブレーキは、傘のような取っ手を引いて時計方向に90度ひねるとかかり、逆操作をするとブレーキが解除されるごく一般的な仕組みだった。でも、慣れてなかったんだろうなぁ。
 それで、私が、
「これをね、こっちに捻ってちょっと引くと、ほら、はずれる…」
と言ったとたん、
「おぉっと!!」
車がブイーンと動いたのです。

ぬぁんと、エンジンがかかってただけじゃなく、ギアまで入ってたの!

私は1mほど無様な格好で引きずられたのです!
ギャルたちは「キャー」とかなんとか叫んで。
あわてて私はサイドを再度引いて、助手席の青年がエンジンを切ったのでした。

「…あ、エンジンかかってたのね。
 だからね、ここをこう引いて、こう捻ると外れるからね」
と再度説明をして、傘とアタッシュケースを持ち、
何事も無かったかのようにその場を去る私。


バンの中からはギャルたちの声が私の背中に。
「え~、さっきの人だいじょうぶ~?!!!」
「…」
ここで振り向いて愛想をしたら、男が廃る。
「…」


青年たちは、私のかっこよさに見とれるだけでした。


ちなみに、私は真新しい革靴のために、そのとき右足首を軽く捻挫していたのでした。


紳士はどっと噴き出る汗を拭きながら、こんな日に新調したスーツ姿でいる自分を哀れに思ったのでした。


若者よ、乗る前にチェックしとけ、サイドブレーキや給油のレバー。
それから、なんかやるときはニュートラルくらいにはしとけよ。
それと、エンジンを切っとけよな。
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by carnotaurin | 2008-06-29 23:06 | My Life
 ある御仁が、本の企画のために、わざわざ埼玉から撮影機材を持って車で大阪にいらっしゃった。本の企画や編集と同時に、ご自身で撮影もなさるという御仁。

「お~、所沢ナンバーじゃ!」
車のナンバープレートの地名に関心のある末娘が感心していた。

さて、撮影は近くの施設を借りて、午後の4時間をかけて行われました。撮影したのは5つですが、フォトスタジオに早変わりしたフロアで、彼は様々な角度から写真を撮ってくださいました。

 直接お会いするのはこの日が初めてでしたが、かねてからの知り合いでしたし、すぐにお互いの意図が理解できたと思います。また、ポンポンとアイデアが出るひとで、これまた様々な角度から物事を見ることが出来る人だなぁと感心しました。

本は8月中には出版されるようです。
内容的にはかなりマニアックかも知れませんが、今までに無い企画だと思います。お楽しみに!
 (プロの仕事なので、私はその場の撮影はしませんでした。でも、家でくつろいで頂いた瞬間を撮っておけばよかった!と後悔)

画像提供:ある御仁
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by carnotaurin | 2008-06-29 22:24 | 恐竜
 箱から出したブラキオサウルスのかさばること…

 それで、肩帯の位置を調整し直しました。
 本当は前側の肋骨数本も作り直したいところなのですが、時間が無いので肩だけずらしました。これで首の起点が少し高くなったのですが、作業は結構大変でした。

 はずした肩帯のまずは位置の決定。でかいので膝の上での作業も一苦労。
 それから、肋骨の内側から孔を開けて、肩帯に貫通させ、針金で鋲打ちのように固定。
 なんとか自立できます。
 でも、今度の展示会では、長時間にわたって立たせるので、脊椎に向けて支柱を入れようかと思います。いくら4本脚でも、やっぱり自分でバランスをとってくれないから、不安定なんです。

 それにしてもかさばる。
 寝る場所が無い。
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 ところでみなさん、この長い首は、結構軽くはしているんですが、それでもこんなに胴体から突き出ているんで、結構力学的に大変なんです。どのようにして支持していると思いますか?

 それにしても、ブラキオサウルスのハクチョウ首(S字)復元は、やっぱり無理があると思います。それに、歩くときもあの鎌首をもたげた姿勢では、力学的にかなり無理があると感じます。
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by carnotaurin | 2008-06-27 00:09 | 恐竜
 主催者側からの了解を得ましたので、みなさまにご案内致します。

 標記のイベントが、開催される予定です。

 期間: 平成20年7月30日(水)~8月5日(火)
 場所: 阪急百貨店 うめだ本店 7階 イベントホール「ミューズ」
 
 詳細は主催者側が発表するのをお待ち下さい。

 今言えるのは、キャラクターフィギュアや恐竜フィギュアに混じって、私の骨格模型も展示されるということです。

 やがて新聞広告や阪急電車内には吊り広告も出ることでしょう。
 どうぞ、期間中は阪急デパートうめだ本店までお出かけ下さい。
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by carnotaurin | 2008-06-23 20:52 | 恐竜
 久々に箱から出して、気になっていた胸郭を調整。
 雨が降っては中止、再開の繰り返し。
 次は肩胛・烏口骨の位置を再検討する予定。ただ困るのは、でかいこと。仕方がないので、バラバラになった骨格が、カーテンレールにあちこちとぶら下がっています。
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 一方、ある展示会のポスター作成のために、ティランノサウルス第4作(ハンズ大賞入賞作品)をクロネコヤマトで大阪市内に発送しました。現場で撮影スタッフに組み立てて頂きます。

 雨の降りすぎは困ります。
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by carnotaurin | 2008-06-22 21:59 | 恐竜
今日は梅雨空の中、日帰りで帰省。

 私の作品の中で最大のブラキオサウルス(全長2m40㎝)を実家からこちらに持ってきました。NHKの番組のために、悪戦苦闘の末、腱鞘炎になりそうになりながら40日で仕上げた大作です。
 ある書籍の企画のための撮影と、7月末からのある展示会のためです。

 ほぼ3年ぶりに箱から出るわけですが、少し手入れが必要かも知れません。肩胛骨の位置を再度調整するつもりです。
 それと、縞黒檀製のアクロカントサウルスも持ってきました。これも古い作品なので、箱に入ったままでしたから手入れが必要です。

 しかし、こうも肌にまとわりつくような湿気が多いといやですね。
明日は作業が出来るかな?
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by carnotaurin | 2008-06-21 22:07 | 恐竜
 取りあえずしっぽをつないでみました。全長140センチ。
 まだ仮止めですが、大きく3つの部分から出来ています。細かい整形が必要です。
 また、下側にある血道弓がまだですから、しっぽは完成とは言えません。
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 一方、肋骨もくり抜きました。バンドソーの刃が折れたので、糸鋸機械でしたが、このトチノキの杢(もく)は木目が複雑で堅く、なかなか大変な作業でした。これを整形して一本一本を取り付けます。今回のNigersaurusは、肋骨と胸胴椎の横突起や椎体との接点があまり大きく取れないので、取り付けが難しそうです。(胸胴椎5番以降は椎体と接することなく、第二の横突起のような部分につながるのです。)
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by carnotaurin | 2008-06-15 22:53 | 恐竜
 なかなか進まないしっぽ。
 取りあえず途中までをつないでみました。
 一通り出来てはいるのだけど、途中の形がおかしく修正中。
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by carnotaurin | 2008-06-07 19:39 | 恐竜
 今日は日曜日の代休で仕事無し。
 それで少しは進めようと思いつつも、天気も悪くてなかなかはかどりません…。
 しっぽは長い。
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by carnotaurin | 2008-06-02 22:51 | 恐竜