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タブリンの窓

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タブリンの木製恐竜骨格模型 制作記録 & 戯れ言 http://taburin.jimdo.com/ taburinあっとkfx.biglobe.ne.jp

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  一日中気温が上がらず、しょぼしょぼと雨が降り続きました。
 おかげで、機械を使った作業は一切出来ず…。
 
 ですから、たいした進捗はありません。あしからず…。
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 久々にナイフと彫刻刀で進めましたが、木目の入り組んだトチ杢は、なかなか彫刻刀では手強い相手です。また、対象が曲面や凹凸の多い小さなものであるために、ナイフや彫刻刀を自在に使うことは難しいのです。これ以上、部分的に細く薄くなってくると、強度の上でも、手に持って作業する上でも、こういったテコの力を利用する道具は使えなくなります。

 全天候型アトリエがあったら、今日はもう側面を6つのパーツにバラす寸前までできていてもおかしくないのですが…。

 それにしても寒くなりましたね。
 台風もまた来ているようです。みなさまお大事に。
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by carnotaurin | 2008-09-29 23:31 | 恐竜
 カルノタウルスの作りかけの頭。1/10スケールなので、頭長は7㎝ほど。
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 さて、今日は朝から寒く、ついつい長袖長ズボンにしてしまいました。
 まずは、大きなパーツである側面に垂直方向のカットを施しました。6.7㎝ほどなので、カットもゆっくりです。ほかに、鼻骨、前顎骨、脳函もカット。
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 続いて少し図面に合わせてラインを描き込み。
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 ここからは、ルーターに超硬ビットを取り付けて、一気に荒削り。
もちろん、彫刻刀で彫り進めることも可能ですが、今はのんびりとやっていられません。そこで、完全に不要となる、除去すべき部分はルーターを使うのです。
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 さぁ、あまり急がずに、ちょっと削っては図面に照らし合わせながらラインを描き込むことを怠ってはいけません。焦らず、削っては描く、削っては描くのくり返しです。
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今日はここまで。寒いです。
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by carnotaurin | 2008-09-27 19:22 | 恐竜
ちょっと忙しくて、本業が忙しくてなかなか時間が取れません。
でも、明日こそは天気もいいようなので、ティランノちゃん、一気に進める予定です。

忙しいとはいいつつも、図面を描いています。
私の最も好きな恐竜の一つ、カルノタウスルです。

これは今までに全身を2体作っており、頭だけでもほかにいくつか作っています。それでも魅力のある恐竜です。
しかし、今までに作ったカルノタウルスの全身は、脊椎がつながったままでの制作でしたので、今回はそれをばらして、少し姿勢を変えられるようにしようと思います。

また、カルノタウルスの親戚であるマジュンガサウルス(旧名マジュンガトルス)は短足であることが判明。カルノタルスも脛の部分しか発見されていないために、「短足疑惑」が浮上しています。
しかし、2002年にCoria博士などが発表しているAucasaurus garridoi では、結構長い脚なんですね。
Journal of Vertebrate Paleontology 22(2):460–465, June 2002
  A NEW CLOSE RELATIVE OF CARNOTAURUS SASTREI BONAPARTE 1985
(THEROPODA: ABELISAURIDAE) FROM THE LATE CRETACEOUS OF PATAGONIA

RODOLFO A. CORIA, LUIS M. CHIAPPE, and LOWELL DINGUS

カルノタウルスの恥骨や座骨の長さから推測しても、また発見されている大腿骨に比して、未発見の脛骨がそれほど短いとは考えにくいので、今回も脚長のカルノタウルスにする予定です。


このカルノタウルスの魅力は、頭骨長(前後幅)の短さ、頭頂部の1対の角、頸骨の突起の高さ、尾椎のフック状の突起など。
(ちなみに、ブエノスアイレスの自然科学博物館にある原標本は、頚を高く上げすぎて、脱臼しています)

とにかく、今回はさらに細部にこだわった制作をしていきたいと思います。

ナンテ言いながら、いつになったらとりかかるのか。
あまり期待しないでください!
でも、こうして公言しておけば、少しははかどるかも?
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by carnotaurin | 2008-09-26 23:47 | 恐竜
 少し仕事から早く帰ったので、ひと月ぶりに糸鋸機械を使いました。 まずは硬木用の手鋸で大きくカット。続いて糸鋸。

 舞い上がる木くずの埃に、なにやら懐かしいトチの香りを感じました。
 じわじわと、分速数㎝で進んでいきます。直線カットは断然バンドソーの方がいいのですが、現在使えない状況なので、手鋸と糸鋸で行います。
 カットした後は、残りの面にも線を描き込んでいきます。

 画像に示したAは、主に側面を含む部分です。Bは下顎。Cは脳函。Dは鼻骨。Eは前顎骨。今回はこの状態から始めます。
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 頭骨の内部構造はまだタッチしません。
 今回入手した書籍についていたCD-ROMにあった頭骨各部位の画像は、かなり有効な資料です。
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by carnotaurin | 2008-09-22 23:22 | 恐竜
 今、テレビの「素敵な宇宙船地球号」という番組で、「マンモスハンター物語」というのをやってました。
 
 地球温暖化で、シベリアの永久凍土が溶け出し、発掘・発見が容易になったそうです。3万円/㎏くらいするそうです。末端価格はもっと上がるんでしょうね。
 でも、これは地球温暖化の奇妙な副産物にすぎず、シベリアにおける温暖化の悪影響は計り知れないものがあるようです。



 今、ネットで調べても、マンモス象牙は「みょうちくりん」な彫り物しか見つかりません。
 ご存じの通り、私の作品で獣脚類の歯はマンモス象牙を使っています。
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まだストックは少しだけありますが、破片で良いからほしいなぁ…
歯のエナメル質を表現するには、この象牙がいいんですよね…
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by carnotaurin | 2008-09-22 00:03 | 恐竜
 今回使用する材は、いつものトチ杢(栃もく)。トチノキで木目のちぢみが入っている赤身です。サイズはタイトルの通り。

 この材は群馬の業者から購入して取り寄せました。
本当はこの倍の長さで売りに出ていたのですが、私が「杢がほしい」ということをお伝えしたら、杢のある部分だけをカットして、その部分だけを売って下さいました。最近はこのお店から入手させていただいてます。

 赤身の杢…普通の木目がすっきりした材と違って、芯材に近い赤身は堅く、また杢は木目がまさに毛糸が縮んだようになっているので、粘りがあるのです。その分、加工は少し大変です。

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 その材の一端に、ペンで描き込みをしました。木表や木裏、木目の流れを考えて、できるだけ無駄のないようにカットします。
しっかりした道具があればいいのですが、ケチなもんですから、
この後は手ノコで直線カット。続いて同じく手ノコで途中までのカットを入れ、ゆっくりと糸鋸機械で垂直線を崩さないようにくり抜きます。
その後で別角度からの描き込みです。

 画像でご紹介すれば早いのですが、文字ばかりじゃ分かりづらいですよね。でも、あえてこうして文字に書くと、なんか頭の体操になります。




 今日は一日中雨でした。
 北大阪はこの夏、雨量が少なかったので、少しは地面が潤ったのではないかと思います。

 明後日の秋分の日、カットできるかな?
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by carnotaurin | 2008-09-21 19:17 | 恐竜
 またまたややこしいタイトルを付けてしまいましたが、
平たく言えば、頭を作るのに部分部分をどこで分けてから板からくり抜くかを決めちゃおうってことです。(これでもややこしいな)

 前の日記にある通り、頭は歯を除いて55個(頭骨41,下顎14)でできています。
 これらを彫り出すときには、全体バランスを崩さないように、また、木の部位による色合いや繊維方向がおかしくならないように、できるだけ少ない分割で済ませ、その後で細かく分けていく手法が望ましいと考えています。(丸ごと全体をくり抜いて内部を彫っていく手法では、内部の細かいところが彫れません)
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 今回は、画像のように頭骨は側面2、前顎1、鼻骨1、脳函など頭頂部1をくりぬき、この中に内部構造を別途挿入する計画。
 また下顎は、それぞれ左右を全体的に2枚くり抜いたあと、それぞれ6~7の部位に分割していく計画です。

 今回使用する板材は、トチ杢(もく)赤身5㎝厚です。
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by carnotaurin | 2008-09-21 00:48
Skeletal Elements of Tyrannosaurus rex
skull 55
cranial 41
paired premaxillae 2
maxillae 2
nasal(fused) 2
lacrimals 2
jugals 2
postorbitals 2
squamosals 2
quadrates 2
quadratojugals 2
palatines 2
pterygoids 2
ectopterygoids 2
epipterygoids 2
unpaired vomer 1
braincase unpaired basioccipital 1
supraoccipital 1
basisphenoid 1
parasphenoid 1
paired parietals(fused) 2
exoccipital-opisthoticus 2
prootics 2
laterosphenoids 2
frontals 2
mandible 14
paired dentaries 2
coronoids 2 supradentaries
splenials 2
angulars 2
surangulars 2
prearticulars 2
articulars 2
teeth not counted

axil 114
cervical vertebrae 10
proatlas 2
cervical ribs 18
doral vertebrae 13
dorsal ribs 22
sacral vertebrae 5
caudal vertebrae 44 ?
Osborn 56
Maleev 40-45 Tarbosaurus
Holtz 35-44
Paul 39
FMNH PR2081 has 36 restored with 47
chevrons    40-42  begins with the 2nd cd.
gastralia 26 13 pairs FMNH PR2081
TCM2001.90.1(Bucky)
MOR980(peck's rex)

Appendicular 89
Forelimbs 31
furcula 1
paired scapulae 2
paired coracoids 2
paired humeri 2
paired ulnae 2
paired radii 2
carpals 4 (2each*2)
metacarpals 6 (3each*2)
MOR980, BHI6203
manus phalanges 10 (5each*2)
Hindlimbs 58
pelvic paired illia 2
paired pubes 2
paired ischia 2
leg paired femora 2
paired tibiae 2
paired fibulae 2
ankle paired calcanea 2
paired astragali 2
2-paired tarsals 4
Feet 38
5-paires metatarsals 10
14-paires pes phalanges 28

total 326


by Neal L.Larson, "ONE HUNDRED YEARS OF TYRANNOSAURUS REX: THE SKELETONS " p.55 TYRANNNOSAURUS REX THE TYRANT KING の文章をもとに私が表を作成。


私は疑問に思ってたんです。
よく、報道記事や博物館の説明で、
「今回発見された○○サウルスの骨格は、約50%が発見され…」
なんてあるんですが、様々な形をした全身の骨を、あたかもひとまとめにしたような○%って、どうやって産出するのだろうか?
重さ?ったって、全身の骨の重さがわかるわけない。ましてや化石だし。


この本を読んで初めて知りました。このパーセンテージは、
期待される全身骨格を構成する骨の数個に対する発見部位の骨の数だと。
平たく言えば、

 「発見された部位の骨数」/「期待される全身骨格数」×100

 でも、たとえ80%でも、一番重要な頭部を含まない80%だってあるわけですよね。

ちなみに、最も発見部位の多い2つが、
○スー  発見部位数219個(歯は含めていないはず) 73%
○スタン 発見部位数190個             63%
あとは50%以下です。

ここでわかんないのが、219個で73%ってことは、全身骨数は300個という数字を使って計算していることになります。

上の表で私が計算したのは全身324~326個(歯を入れず)。
????
しっぽの骨も確定されていませんし、その下に着く血道弓も確定されていません。

gastralia腹肋か?問題点は。
これは皮骨性の骨ということで、骨にカウントされないことがあるそうですが、上のは13対26個をカウントしています。これですね。
13個はスーで確認されているgastraliaの数で、ほかにもTCM2001.90.1(Bucky)や MOR980(Peck's rex)では良好なものが発見されているようです。

 よって、ティランノサウルスの全身骨数は、300程。

 ちょっと納得。


 すみません、つまんない話題でした。
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by carnotaurin | 2008-09-20 15:45 | 恐竜
TYRANNOSAURUS REX   THE TYRANT KINGという本を買いました。
430pほどの英語本です。
すべてTyrannosaurus rexの話です。
Peter Larsonさんと Kenneth Carpenterの編集です。
ちょっと、高かったです。
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おまけのCD-ROMには、二つほど面白い内容が入っていました。

本全体で有用な情報は、全体の8割以下と思います。

これから少しずつ読みます。
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by carnotaurin | 2008-09-18 21:30 | 恐竜
 出発前には大阪は雨でした。
 家族のモタモタで出発が遅れ、仕方がないので高速道路に入ったらこれまた連休初日の渋滞…
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(吹田から西宮・宝塚まで  画像は中国道宝塚方面…あの丘の上には住むのはこわいなぁ…)

 結局実家に着いたのが昼前。天気は薄曇りで、あまり暑くもなしというよい状態でした。既に最後の作業が始まっていて、即、私も仕事モードに。
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 親爺は始めたら終わるまで休まないんです。
 ぶっ続けで5時間ほど。4枚ある田の最後の1枚を、スムーズに終えることが出来ました。
 今年は夏の暑さで稔りが良く、また台風も来ていなかったので倒れている稲もなく、実に順調でした。
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 単純なくり返しの作業、やっている間にいろんなことが脳裏をかすめます。
 仕事の進め方などは、「ここはこうした方がいいんじゃないか」と思うこともあります。しかし、親爺は何年も自分のやり方で経験的にやってきた方法でやっています。事業所のいう「改善」は自分でやってきているわけです。だから私も、あえて口は挟みません。求められたときだけです。それでいいのです。
 
 農業界でも、高齢化が進んでいます。近所の様子を見てもそうです。お年寄りばかりです。だから、性能のいい機械は必要です。しかし、農業用機械って高いんですよ。大規模農業なら割に合うのでしょうが、中小農家には厳しい出費です。コンバイン(稲刈り&脱穀機械)一台で高級車が買えます。そのコンバインを使うのは、年に数日です。うちのコンバインは二条刈りで、籾は袋に入れる旧式の物です。

(注:「刈り取りの歴史」
①手刈り=鎌でひと株ずつ刈り取り、ワラで結び、天日で干す。

②歩行式刈り取り機=機械が刈り取って、束を紐で結んで横にポンポンと投げ出していく。子供心に感心しました。 やはりその後は天日干し

③コンバイン=稲刈りプラス脱穀のコンビネーション
ここで発生する課題は、脱穀後の籾をどうするかということ。袋に入れた籾を別途、田から運び出すという作業が必要だが、最近はコンバイン内に籾を蓄積し、いっぱいになったら軽トラックなどに移動して、ノズルで排出するというのが主流。人力が機械力に代わってきています。高齢化社会では仕方のないことです。我が家は旧式で、袋に直接入れて、それを人力で運び出します。)


 このあと、どうなっていくのか。
 今のままあと10年続くとは考えられません。
 私がいつかは今ある家や土地を継ぐことになるのかも知れません。
 しかし、私にはすべてを引き継げるとは思いません。そうした場合、第三者や業者に委託する事になるのかも知れません。そうした場合にビジネス的にはいいのかも知れませんが、二次的三次的な問題は発生してくるでしょうね。それは個人の域にとどまらず、社会的な問題にもなりうるでしょう。

 みなさんの食べるお米…その背景にある日本の米事情 結構厳しい状態です。
 学校給食でも、いまだに輸入麦を使ったメニューが多いです。そこまでしてパンを食べさせる必要があるのでしょうか。
 確かにパンはおいしいし、手軽でもあります。パンそのものが良くないと言っているわけではありません。しかし、讃岐うどんの主原料や醤油の原料までは殆ど輸入であることを考えると、やはりおかしいと思います。

 さて、新米と餅米をもらってきました。
 うちの家族は半分以上西洋系ですが、私は、ご飯とみそ汁派です。
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by carnotaurin | 2008-09-15 11:48 | My Life