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タブリンの窓

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タブリンの木製恐竜骨格模型 制作記録 & 戯れ言 http://taburin.jimdo.com/ taburinあっとkfx.biglobe.ne.jp

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Carnotaurus

Cryolophosaurus

Tyrannosaurus


スタジオ:デスクの横
カメラ:オリンパスのμ790SW(なんとか真央ちゃんというスケーターが宣伝してた)
ターンテーブル: 手動(指で回しています。ときどき写ってます)
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by carnotaurin | 2009-02-23 20:44 | 恐竜
 土曜日は仕事でした。
 今日は寒の戻りというやつで、ずいぶんと空気が冷たくなりました。
 午後には雪が少し舞い始めたくらいです。金曜日・土曜日の暖かさは嘘のようでした。
 外での作業は、寒風に身をさらしながらの作業です。

 さて、それでも作業をしたのですが、そろそろ一極集中の必要性が出てきました。
 共通する構造やそれに応じた作業は、一気に全部をやった方が速いのですが、今度はそれぞれに違う細かい部分です。

 今日は、ほかの連中に追いつけるように、AllosaurusとCarnotaurusで終わりました。
 Carnoには、頭骨内部を彫りこんだ上で大き目の角をつけ、下顎も整えました。

 しかし、このCarnotaurusの鼻腔内と脳周辺の構造がはっきりしませんでした。
いやぁ、ほかの連中とはずいぶんと違うんですよ。
 あれこれ調べても、詳細が不明。何十もの資料画像や文献を総合的に咀嚼して、「こんなところか」と思うところで仕上げました。

 歯が無いので、どいつも間の抜けた面構えですが、歯が生えたら、きっと凛々しくなることでしょう!
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by carnotaurin | 2009-02-16 21:40 | 恐竜
 ずいぶんと暖かい風が吹いて、今朝は家の前でウグイスが鳴き始めていました。
 まだぎこちない鳴き声ながら、確かに春の息吹を運んできたようです。


 さて、恐竜をモチーフにしたファンタジー漫画を描く漫画家の所十三先生という方がいらっしゃいます。 昨年の阪急の展示をご覧頂いて以来のおつきあいをさせて頂いていますが、彼が提供してくださった話題で、Masiakasaurusマシアカサウルスの突出した前歯の話。

 今、一般的に見られるマシアカサウルスの前歯は、下顎の歯と同じように、前向きに突出しています。しかし、2001年に論文が記載された時点では、上顎は見つかっていないにも関わらず、下顎の歯が前に突出していたことから このような復元がされたようです。
 一方、下顎の歯が同じく前向きに出ているコビトワニなどは、上顎の歯はそれほど前に出ていないことから、果たしてマシアカサウルスの上顎の歯も突出していたのだろうか…という疑問です。

 そこで、私の知人で、恐竜化石からレプリカを作る仕事もしているアメリカの知人に聞いてみますと、早速研究者に連絡をしてくれました。
 その話によると、(2004年に)新たな標本が発見され、これには前上顎骨も含まれ、明らかに前向きに歯が生える構造であることがわかったそうです。
We have a premax, so it's pretty clear that the teeth point forward.

 いつかも述べましたが、多くの博物館の展示では、一般受けを狙ってか、見つかっていない部分もこれ見よがしに創り上げて、何とか全身骨格を組み立てるわけですね。
 だから、素人が見ると、どれがホンモノで、どれが創作かわからない。でも、部分だけだと見栄えがしないので、やむを得ずということでしょう。
 もちろん、今回のマシアカサウルスのように、根拠のある?復元が実際に正しいと証明されることもあるわけですが、いつもこうとは限りませんね。

 私は骨を題材とするので、できるだけきちんとした骨がそろった個体でないと再現できません。
 以前作ったスピノサウルスは、全身の骨のほんのわずかしか見つかっていないのですが、あれこれと調べ上げて創作しました。ある程度根拠のある作品ではありますが、キメラであり、創作です。
 ですから、作品を公開したとき、わざと「世界で最も精巧・正確なスピノサウルス骨格」と公言しました。世界の誰かが見て、横槍を入れてくれることを待っていたのです。
 最近やっと口を挟んでくれた人がいます。
 正体は不明ですが、(アメリカの研究者と思われますが、)彼によると、
「大型なので、脚は短め、腰の骨illiumももう少し短めにすると現時点で最も精巧・正確といえるだろう」
と指摘してくれました。
 脚部などは論文にある図面や、他の類縁を参考にしたのですが、確かに肯ける指摘です。近いうちに修正するかもしれません。
 興味深いのは、夏に幕張で行われる恐竜博に「スピノサウルス」の全身(骨格?)が現れるという話。ほんまかいな、と思いますが、期待しておきましょう。

 画像は、現在製作中の一つ、Allosaurus jimmandseni。
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by carnotaurin | 2009-02-13 23:20 | 恐竜
Pachycephalosaurusの亜成体かもしれないと言われるドラコちゃん。
 確かに、作っていくと、だいぶ似たところがあるように思います。
 こぶが肥大化する前のStygimolochに酷似しています。

 さて、だいぶ表面が進みましたが、
 ①内部構造の把握に今少し時間がかかりそう
 ②下顎は発見されていないようなので、PachyやStygimolochに似せるかな

って感じです。
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 昨日は8時間。今日は4時間やりました。
 ほかの連中は、外したlacrymalの開口部から脳函周辺などをつついています。外見からはたいした進捗は見られません。

 少し肩が凝ってしまった感じがするので、今日の作業は終わり!
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by carnotaurin | 2009-02-08 15:31 | 恐竜
 パキケファロサウルスの仲間というと、ドーム状の石頭が思い浮かべられます。
 スパイキー・パキケファロでさえドームがあってまわりがトゲトゲなのですが、こやつにはそれが無く、周囲がトゲトゲになっています。

 何を思ったか、バッカー博士がHogwartsiaなどというハリー・ポッターにちなんだ名前を付けて、お茶目なところを見せてしまいました。

 作業が夜しかできないので、ほかのはちょっとおいておいて、こいつの頭を彫刻刀とナイフでつついています。
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by carnotaurin | 2009-02-05 19:47 | 恐竜
 2月に入りましたね。早いもんです。

 今朝、太陽がまぶしく顔を出したので、いそいそと、ウキウキと作業を始めたのですが、2時間ほど気持ちよく作業をしていたら、にわかに雨…。
 工具も木も、濡れには弱い!あたふたと片付けました。

 画像は、今朝くり抜いたアロサウルス(ビッグ・アル)、カルノタウルス(1/10スケールより大)、ドラコレックス・ホグワーツィア。

 アロサウルスは発見数が多く、また頭骨にもバリエーションが多いですね。
 ビッグ・アルは、まだ亜成体ですが、発見部位が95%と多かった個体MOR693です。亜成体ながら、過酷な激しい人生をおくっていたようで、全身に19カ所もの骨折や感染部位が見つかっています。ゴン太ですな。
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 もう一つ、同じスイスのチームが見つけたビッグ・アル2というのがいるんですが、こやつはlacrymal涙骨(目の前のとさかのような部分)がやたらとバンビの耳のようにでかく、鼻面は垂れ下がって、あまりかっこよくありません。どう見ても新種ですな!

 カルノタウルスは私の好きな恐竜の一つでして、今までにも何個も作っています。今回は15%スケールほどです。
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 もう一つが初の試み、Dracorex hogwartsia
(Dracorex=dragon king, hogwartsia=ハリー・ポッターのあの魔術学校)
Pachycephalosaurus(このスペル、一気に言えます!)の仲間ですが、トゲトゲがすごい!造形的に面白いですよね。(やるのは大変ですが)
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 もう一つは、Dunkleosteusという魚。頭部と下顎を切り離しました。
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 では、アタリを描き込みながら、ナイフと彫刻刀で始めます。
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by carnotaurin | 2009-02-01 14:44 | 恐竜