転院
どうやら、ギラン・バレー症候群の阿型のフィッシャー症候群である可能性が高まりました。
命に影響を及ぼすようなものではないのでしょうが、ギランバレー自体が10万人に年間1~2人の発症、フィッシャー症候群はそのうちの5%と言われているようで、奇病・難病の一つかと思います。
そのうち回復するとは思われますが、11月15日が彼が唯一行こうとしている大学の入学試験日。
それまでに回復する可能性もありますが、これからの2週間、いずれにせよ学習できる状態ではないようです。
うちの長男は、アイルランド生まれ。生後2週間で私の勤務地であったマレーシアに移りました。以後、私の仕事先である日本、メキシコ、そして日本、それから今の大阪に移り住みました。
今から思えば、自分の仕事のことばかりで、子どものことは見てやれず、申し訳なかったと思います。
帰国後もいじめにあいました。それでも気丈にやってました。目の色も髪の色も違います。だから、田舎ではからかわれる原因となりました。私はそれを救ってやることができなかった。
何とか唯一できる英語を活かして高校に入ったものの、生活面でうまくいかずに、ノーと言えない性格でトラブル。2年次に高校を単位制にかわって、アルバイトに精を出し、親の思いとは全く違う高校生活。
「20歳になったら外国をずっと旅行したい」
大学も断念したようでしたが、
「将来雇われるなら、大学はいったほうがいい。自分で道を開くなら、大学は必ずしも必要ではない」
とだけ伝えました。
その後、自分で外国語大学を選択。
本日が願書の〆切で、なんとか発送しました。
私の息子です。
これを読んでくださっている皆様、ご心配ありがとうございます。