Corvoさんの恐竜画&教え子の結婚記念パーティー
間をすり抜けて、作品展示室にいるCorvoさん、こと小田隆さんを発見。去年の一件以来の、久々の再会。
彼は精力的にプロとしての仕事に取り組み、益々の人気です。直に彼の作品を拝見するのは今回が初めてでした。いつもブログではクローズアップで見せてくれていますが、やはりかなり緻密で、筆のタッチが生き生きとしており、さすがです。私のような素人が言うのも失礼だが、素晴らしい!(私の悪い癖で、ついつい「俺だって!」と思い、失敗をしてしまうのです。こういうのを身の程知らず、と言います)
彼の作品が載る本に、リクエストに応じてササッと絵を入れてサイン。どこかのお嬢さんなんかは、メジャーなティラノではなく、「イクチオサウルスを!」なんて頼んでました。イクチオサウルスは恐竜ではありませんが、そんなことは気にせず、アノマロカリスというリクエストだってその場で描いちゃう小田さん、パッとペンが動き始めます。これが実に素早いんです。そして、どの描線も生きている。死んだ線、無駄な線が一本もないんですよ。見ていて実に気持ちいいんです。あれは私にはできません。
目の前で描いてもらって、何とも嬉しそうな子どもたち。
サインを待つ人が一瞬とぎれたところで、下に降りて一緒にコーヒーを頂きました。新しい本の話、ティラノやトリケラトプスの話、夏の恐竜展や南米の話を聞きました。勉強になりました。
これ↓が噂の巨大パネル。処分?とんでもない話です!!搬送さえできれば、引く手数多でしょうに。
お仕事中、ご対応頂き有り難うございました。明日最終日、頑張ってください。
夕方からは横浜に移動。ハワイアンレストランで教え子の結婚記念パーティー。若者ばかりで、私が最高齢という!恐ろしい事態でした。
これが新郎新婦。二人とも私のクラスでした。
二人に渡したのは、卒業アルバムの写真をもとに、鉛筆で描いたそれぞれの肖像。新幹線の中でも続行。サイズはハガキ大。
みんなしっかりと大人に成っていましたが、顔は十分に判別がつき、また、笑ったりすると明らかに特徴が出ますね。50人ほど集まったうち、半数ほどはマレーシア時代の仲間でした。彼らの絆は羨ましい!「せんせぇ、変わってないですねぇ~!!」という言葉に気をよくしていた私でした。
3次会までつきあって、ホテルにチェックインしたのは12時でした。
子どもたち、じゃない立派に成長した彼らが、てきぱきと一つの目的のために行動して、見ていてとても感心しました。もっとひとり一人とゆっくり話す余裕があればよかったんだけど、それだけが残念でした。でも、彼らのがんばりや苦労も少しだけ聞くことが出来、なにかしら「担任として何とかしてやりたい」なんて13年前を思ったりしましたが、もう、彼らは自分たちの力で乗り切って成長していくのです。私の手の届くところではありません。嬉しくもあり、寂しくもあり。
みんな呼んでくれてありがとう。年寄りを気遣ってくれて、ありがとう。幹事さんたち、本当に有り難うございました。
新郎新婦、がんばれよ!
そうそう、この日の写真があるあなた、容量が大きくてかまわないので、(私が写っているいないに関わらず、)お礼は肖像画でお返しします。