スピノサウルス肋骨①
肋骨は緩やかなカーブを三次元的に描いています。腹側には肋軟骨を介して胸骨につながります。
形を得る際に、昔はフォームポリスチレンなどをかまぼこ型に削って、それをスライスした形から一本一本の肋骨の形状をつかんでいたのですが、今回も前作のティランノサウルス同様、アルミ棒で全体の形をつくりました。
スピノサウルスの胸郭は、ティランノサウルスに比較すると、けっこう扁平であると思われます。また、前にも書きましたが、肋骨頭と背骨は2点で接するのですが、その間隔は狭くなっています。あまり頑丈であるようには見えません。
画像では、Metal-ribsにくわえて、図面からの腹肋骨や胸骨、ついでに頚肋骨も合成してみました。
